ステップメールの基本設計

ステップメールに何を書けばいいのか困ったら・

前回、販売プロセスにおけるステップメールの活用についてとりあげました。今回はその続きになります・

前回記事→ ★ステップメールはプロセスをつなぐ血液

ステップメールを書くにあたって、前回記事のような事は考え方としては理解できるが、いざキーボードにむかうと、「何を書いたらいいかわからない・・・」という方が多いかもしれません。

確かに、漠然とした状態では、いいアイデアがでてこないのも無理もありません。

シナリオを創ろう!

そんな状態を打破するにあたって、アドバイスをするとすれば、いったん“書く”という行為から離れてみることをお勧めします。

そして、

お客様はどういう逡巡や行動をした上で、自社の商品を購入しているのか、ということに想いを馳せてみることです。

というのも、ステップメールを書くということは、アクションをしてもらうための道筋をつけるということなので、その“シナリオ”が描けていなければ書きようがないからです。

「お客さんなら、○○に疑問を持つな」
「お客さんが、最も気にする点は?」

というようなことを、顧客視点で想像してみる。

その観点でおすすめなのは、自社に営業マンやサポートスタッフがいれば、そのスタッフにお客様が購入にあたって気にされることや、よく質問される点などを聞いてみることです。

そしてそれらの情報を元に、お客様の課題や疑問点を順番に解消するような内容のシナリオを作ってから、そのシナリオに沿ってステップメールを書くといいと思います。

と書きつつ、

そういえばメール商人をリリースした当初、ステップメールを“シナリオメール”と呼んでいたのをふと思い出しました。シナリオメールという呼び方はステップメールの本質をついた表現でいいですね・

お客様にとって無理のないシナリオを作って欲しいと思います。

地味なテストを厭わない

あと、これは老婆心ながらの付け足しですが・・
最善と思って書いたステップメールも、初めのうちは意外と反響が少ないものです。

お客様にとって無理のないシナリオを作った! と思っても、お客様をこちらが考えるストーリーで誘導したいという思いがどこかに残り、無意識に売り手サイドのシナリオになってしまうきらいもあります。

そしてステップメールの反応が少ないと、何となくこんなもんかなと、妥協しまう・・ここが成否の分かれ目で、高い成果をあげている人は、効果がなくても変に落ち込みません。

むしろ事務的にたんたんと、そのシナリオに修正を加えてテストを繰り返します。正直なところ、これは地味な作業で、ある意味辛抱が伴います。

ステップメールに限らずwebマーケティングは小さな改善の積み重ねから徐々に改善されていくものなので、常に辛抱が必要です。

ですが、これを繰り返して最適なシナリオに近づけていければ、「今後獲得する全ての見込み客に対して最適なフォローが継続してできる」という大きなメリットがまっています。

その意味では、労力をかける価値は充分あると思います。
ぜひ、前向きに取り組んでいって欲しいと思います。



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